Kotaro diary 「コタローの日常」~気まま猫のレコード話~

70年代王道ROCKのオリジナル盤の魅力にハマり、初心者マークですが収集中です。

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RENAISSANCE / Live At Carnegie Hall  

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ルネッサンスの中心であったマイケル・ダンフォードが亡くなって2年以上経ちましたね、早いものです。3月に「Delane Lea Studios1973」と言うBBCラジオ放送用のスタジオライブ・アルバムが発売になります。このアルバムの魅力は一番旬な頃の演奏に加え、「燃ゆる灰」にアンディ・パウエルとアル・スチュワートが参加していると言う事。このカーネーギーのライブとは一味違った演奏が楽しめるのではないかと思います。

1976年「Renaissance / Live At Carnegie Hall」
1975年6月20,21,22日のNYはカーネギーホールでのライブ録音。 
アニー・ハズラム在籍当時の4枚のアルバムからのベスト盤的な内容で、ニューヨーク・フィルハーモニック・オーケストラとの共演があったりとルネッサンスファンにはたまらない内容となっている。この時期のルネッサンスはジョン・タウトのピアノ、ダンフォードの生ギターが中心となった完全アコウステックスタイルに、クリス・スクワイアをリスペクトしているベースのジョン・キャンプとテレンス・サリヴァンのリズム隊がメリハリを効かせると言うスタイルだった。何と言ってもただのフォークロックではない所が、「Ocean Gypsy」や「母なるロシア」「Song Of Scheherazade」などそのコンセプト、ストーリーが実に幻想的で、ふっと現実感から解き放たれる奥深い曲調が魅力なバンドだ。それゆえにプログレ扱いされるのも当然だろう。
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イラストレーターのフレッド・マルチェリーノのジャケが秀逸。広げてみるのがベスト。
リッチー・ブラックモアも大好きな曲で、ブラックモアズナイトでもカバーした「オーシャン・ジプシー」や「カーペット・オブ・ザ・サン」などヒット曲もあるが、やはりアナログC面「Scheherazade」がこのアルバムのメインであろう。NYフィルハーモニックとの共演で28分を超える(冒頭オケのチューニングやダンフォードのMCが長く実際25分くらい)熱演である。付け焼刃での練習であろう少しタイミングがずれている感はあるが、やはり殿堂カーネーギーでの緊張感がビンビン伝わってくるので聞き入ってしまう。アラビアンナイトをモチーフにしたこの曲はクラシカルでじつにシンフォニック・ロックの王道を行く曲なので、ここでのオーケストラとの共演ライブは絶好の見せ場となっているし、アニーハズラムの声が無いとこのカーネギーの客をここまで沸かせないだろう。それほどクライマックスは感動的で素晴らしい。スタジオ盤と共にコンダクター、アレンジメントはトニー・コックス。またD面を占める代表作「燃ゆる灰」ではジョン・キャンプのブリベース・ソロがフィーチャーされていて、ここではロックテイストを前面に打ち出した面で対比して良いし、やはりクライマックスの盛り上がりは異常だ。これもカーネギーホールの雰囲気か。
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内側のジャケデザインのアイデアはアニー・ハズラム。4枚のアルバムの画像と共に、メンバーライブショット、オフステージショット満載。
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BTM 2001 A-1E B-1E

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BTM 2001 C-2E D-1E

BTMレコードでこの後ワーナーに移籍する。
ポピュラー系のコンサートも行うが、元々はオーケストラが演奏するクラッシックのホールなので残響が大きくエコー感が強いので少し全体として引っ込んだ音質となって聞こえる。ピリッとした特有の緊張感がひしひし伝わってくる音響だが、良い音がするかと言えばイマイチ。最近のPAや録音設備であればもっと立体感は出ると思うのだが。


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