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Kotaro diary 「コタローの日常」~気まま猫のレコード話~

60,70年代ROCKのアナログを中心にご紹介

パリの散歩道~羽生の音源はマーキーのライブだった  

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ソチ五輪も終わりましたねぇ~ 私はメダル取らずしても日本人を感涙の渦に巻き込める浅田真央のフリーの演技に魅了され、ラフマニノフの音楽が終了した瞬間の泣き顔に何度見ても涙腺が緩むのでした、何せ歳なんで..あの演技を見れば軽口など叩けませんな。肝心なところでこけても肝心なところで決める、これが浅田真央なのだ。
で、羽生結弦のショートPの音源が巷で話題になっているが、あの音源、やはりこのマーキーのライブ音源だった。私は2010年の来日時に紙ジャケ限定プレスされたSHM-CDを購入したが、商魂逞しいものでなんと再発が決まった。しかもこの音源入りのG・ムーア兄貴のベストまでリリースされるようだ。兄貴もあの世でほくそ笑んでいるだろう。まさか五輪で、まさか日本人がって。
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このアルバムは、1980年のシン・リジィとソロの谷間の契約のややこしい時期に録音されたそうで、ちょっとブートレッグ的な雰囲気を持っている。キーボードにドン・エーリー、ドラムスにオジー・オズボーンにいたトミー・オルドリッチ(この人はテクあるし、パワーもあってイイネ)がバッチリ固めているので、ハードからブルースまで安定した演奏だ。正直ボーカルがイマイチかな。例の「パリの散歩道」は組曲サンセットからの入りで泣きのギターを披露しているが、この曲がインストで録音されているのはこのアルバムのみらしい。確かに他はゲーリー・ムーアがボーカルを取っているライブテイクだった。この時期はグレッグ・レイクとのコラボやソロの曲など幅広い曲層が魅力の時期で、ブルースプレイだけでなくハードでトリッキーなギタープレイが聞けるノリに乗った時期ではないだろうか。
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こちらはコロシアムⅡ後のファーストソロで、「パリの散歩道」のオリジナルテイクはこちらに収められている。羽生結弦のBGMはこちらではなくライブテイクを選んだのは、スタジオテイクはフィル・ライノットのあのボーカルが入ってて渋すぎるから?(笑)これで滑るとエキシビジョンになってしまう(笑)このアルバムはハードロックからコロシアムⅡ風なフュージョンロック、ブルースなどバラエティに富んでいてなかなかのソロアルバムだ。コロシアムⅡの3枚も伝説的に素晴らしかった+もっとハードな部分を押し出した一皮剥けた若き日のゲーリー・ムーアが聞ける。バックもサイモン・フィリップスやコロシアムⅡからのジョン・モール、フィル・ライノットなどゲーリー関連としては外せない強者ぞろいの豪華アルバム。何かマイケル・シェンカーのソロの頃に似ている感じがする。
急逝してしまったことが残念でならない。好きなギターリストの一人で、よくギターフレーズをコピーもした。もう一度世界的に注目されるきっかけを作ってくれた羽生君に感謝。



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category: Gary Moore

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