Kotaro diary 「コタローの日常」~気まま猫のレコード話~

70年代王道ROCKのオリジナル盤の魅力にハマり、初心者マークですが収集中です。

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デビッド・ボウイ / The Rise And Fall Of 「ZIGGY STARDUST」 and The Spiders From Mars  

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今週の一枚はDavid Bowie
1972年発売の「ジギ―・スターダスト」。「スペース・オディティ」からのSF思考により、作品もビジュアルもより一層グラムロックへと傾向していった。タイトルも正式には「The rise and fall of Ziggy Sutardust and The Spiders From Mars」という異星から来た架空のロックスター、ジギ―・スターダストとそのバンド、スパイダーズ・フロム・マーズの栄枯盛衰をテーマにしたコンセプト・アルバムだ。大昔レコードコレクターズで読んだけどボウイって結構家庭環境が複雑で、架空の人格を作る事で自分自身を反映させていたのではないかと思うし、突然仮面を脱いだのも精神状態の破綻だったと言う。ゲイをカミングアウトしたり、奇抜なファッション(山本寛斎の衣装も着用してたね)やメイクがド派手でD・ボウイのグラムロック時代を決定付ける一枚だ。内容は5年後に滅びる地球にロック・スターの救済者が降り立ち誘惑者、悪魔、天使、受難者などの役を演じ波紋を巻き起こす内容らしい。正直とてもマンガチックだが、フォークロック的な繊細な曲作りでグラムロックはちょっと..と言う人でも十分楽しめるし、コンセプトアルバムと言うほど連続性が無いので単曲として楽しめる。
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ジャケットはラミネートコーティングこそはされていないが、艶のある紙質のジャケット。
曲は全てボウイの作詞作曲。1曲目の「Five Years」は5年後に地球は滅ぶ、5年しかないんだと言う事を切に歌い上げているが、実にアコウステックでストリングスの効いた静かなる演奏の中に訴い掛ける。危機感迫りくると言う感じではなくD・ボウイの切実な叫びのみが印象付けると言う対比で逆にインパクトがある。A-2「Soul Love」はラテン系のリズムに乗りながら進むポップな曲。ボウイのサックスの味付けがまた良い。A-3「Moonage Daydream」はミック・ロンソン全開、泣きのギターソロが素晴らしい。A-4「スターマン」、言わずと知れた大ヒット曲だがやはりこれもフォークロックというか、何処かカントリー臭い所もある曲だがとにかくストリングスに乗って歌うサビメロが素晴らしい。ちょっと「虹の彼方へ」に似てる様な気もするが..
B面に行って「Lady Stardust」ミックのピアノの調べに乗って歌い上げる、ステージ上のボウイ自身を歌っているのかな?これもとても繊細で綺麗な曲で、ビリー・ジョエル風に聞こえるほど。B-2「Star」ジギ―が地球で異星人スターとして活動している曲で、自分は人気者であるという、逆に取ればそれも風前の灯かと連想させる。B-4「Ziggy Stardust」タイトル曲で、栄枯盛衰でいえばそろそろ衰の部分に差し掛かる。イントロのギターフレーズが格好良くて、私も高校時代にコピーしてい結構悦に浸っていたっけ。B-5「Suffragette City」、婦人参政権の街とはちょっと意味が分かりませんが、異星人ロック救済者もこの辺で衰退したと言う事なのか。テンポアップのR&Rな曲で、ギターリフやエンディング何かも実に格好良い。ライブ演奏回数も多い曲なので目をつぶればSuffragette City!とシャウトするボウイの仕草が思い浮かぶ。ラスト「Rock'n roll suicide」邦題「ロックン・ロールの自殺者」これでこの物語も終演を迎える。何か物悲しくて架空と言うよりはD・ボウイ自身に置き換えられて聞いてしまう。Wonderful!と叫ぶ声に虚しさが心に響くのはこの頃のボウイの心境だったのかもしれない、と勝手に思う。最後に鳴るチェロ?が実に切ない。
何度聞いても本当にボウイの心情が心に染みる良いアルバムだなぁ~

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インサートには歌詞カードと4人のフォト。D・ボウイの奇抜ファッションとミック・ロンソンのホモセクシャルなステージアクトが特徴だったね。
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英RCA  BGBS0864-1E BGBS0865-1E のUKファーストプレス。
最近このファーストプレスもあまり市場で見掛けなくなった。繊細な曲にはUK盤がよく響く。

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category: David Bowie

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Stage / David Bowie  

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1978年春アメリカ、フィラデルフィア、ボストンでのLow/Heroesツアーのステージを収録したアルバムで、このツアーの一環として日本公演も行われています。その最終日にNHKホールでライブを行っているが、「ヤングミュージックショー」の撮影としてのものだったようですね。私はその放映を見て初めてデビッド・ボウイを知ったので、リアルタイムは「ヒーローズ」辺りからになりますね。当時ジェネシスは良く聞いていたのでピーター・ゲイブリエルは好きだったのですが、同じ感覚としてグラムロックは良いものもあったけどあまり受け入れられませんでした。でもこの放映で見たボウイは思っていたものよりもっとスタイリッシュだったし、もっとロックでした。しかもギターはエイドリアン・ブリューで、フランク・ザッパからの引き抜き(?)で加入したものでそのトリッキーかつR&Rギターが何とも印象的だったのを強烈に覚えています。その後キング・クリムゾンに加入するとは想像もつかなかったけど、このアルバムでの「Station To Station 」での汽笛のサウンドクリエイションはまさにクリムゾン時代に代表されるトリッキープレイなんですよね。ただよくフレーズを練習した「ジギースターダスト」のイントロはミック・ロンソン版でお願いしたかったですね。Eヴィオリンアレンジでのこの曲も良いですが、陰に隠れたエイドリアン・ブリューの高く枯れた音質ではこの曲だけは演出出来ない気がします。確かクリムゾンでも使用していた古い枯れた感じを出したストラトを使用していたような...
このアルバムには収録されていませんが、「ジギ―スターダスト」からの「サフラジェット・シティ」は無茶苦茶格好良かったです。(選曲漏れで残念ですが)もう一度「ヤングミュージックショー」見たいですね。D・ボウイのファッション、仕草ポーズに、ステージングに連動したライティング(バックの縦型の蛍光灯のでかくなった様な)は素晴らしかったです。
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このアルバムは高校生のクリスマス位に確か購入したもので、購入後はプログレや80年代アメリカンロックを聞き出していたのであまり聞かなくて凄く綺麗に保管されてました。ツアーのセットリスト通りの曲順ではなく、ジギ―スターダストからの選曲A面、S To SやフェイムからのB面、Low/Heroesからの選曲が中心のC,D面と入れ替えられている。私はCDは持っていませんが、最近のリマスターではセットリスト通りの曲順の入れ替えられていて、未聴だが聞いてみたいですね。LPはアナログなので、曲順を変えるのはカセットにダビングして変えるという、デジタル世代には到底考えられないややこしい作業をしなくてはいけなかったのですがそれはそれで楽しい作業でしたよね。この後「ロジャー」と続く訳ですが、70年代トニー・ヴィスコンティと残した名盤からの集大成とあってライブアレンジとしては最高のステージで、「ジギ―スターダスト」以前のライブ(D・Bライブ)と比べても荒削りなワイルドさとスタイリッシュな面も数段上がっているようなライブですね。とにかくノリのある曲ではオーディエンスの黄色い声援が凄いのですが、ワルシャワの幻想からのインスト曲がほぼ占めるセットでは、そのベルリン時代のダークな幻想的な世界に引き込み、波を打ったような静けさに引き込むボウイの世界がこのアルバムでも収録さています。やはりただのファッションセンスのぶっ飛んだ兄ちゃんじゃない事が伝わって来ますよね。
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この時期のボウイがフェイス&スタイルは生涯で一番良い時期でしょう。ライナーには渋谷陽一氏、鋤田正義氏、松山猛氏のそうそうたる評論、フォトグラファー達の座談会(この頃まだ若いんだよねぇ~)に山田道成氏の曲紹介に英語歌詞カードが付く。まぁレコードライナーでの評論ですので悪い事は書かないと思いますが、とにかく皆さんD・ボウイの音楽性にメロメロと言った感じです。
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RCAレコード時代。この後80年代にEMIへ。


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David Bowie / The Next Day 10年ぶりのボウイは傑作でヘビロテ~  

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デリバリーにも内密にするよう誓約書を書かせた位に極秘で行われたデビッド・ボウイの新譜が届きました。youtubeで先行シングルの「Where Are We Now ?」が配信されたいたのでリリースされる事は知っていましたが、Amazonを覗いた時にこのジャケがNow Printingだと勘違いして、発売前だと思い買わずに今日に至りました。ジャケがジャケだけに音の内容を連想させる様な雰囲気ですが...その通りでした(笑)プロデュースがトニー・ヴィスコンティでHeroesのジャケ使用ならその辺の音作りで間違いないのですが、当時の音作りよりもっともっと骨太で、ロックしてる感じがしますね。まぁブライアン・イーノが居る居ないの大きな違いはありますが。私は「Tonight」以来一切ボウイは聞いてなかったのですが、66歳にしてこんなセンセーショナルなアルバムを作れるなんて、心臓発作からその動向が注視されていて引退なんて事も言われてましたが、このブランクはアルバムを作るためのパワーチャージだった事に間違いないでしょう。最近のアルバムの中でも久々のヘヴィロテです。F・マックは吹っ飛びました~~(笑)
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通常のCDと300円位差なのでブルースペックCDを購入しました。ボウイが日本盤の為だけに提供してくれたボートラの「God Bless The Girl」はとても印象深い良い曲なので、選択するならこの2,800円のデラックス・エディションがお薦めです。日本盤ですが何十年ぶりに邦盤タイトル「英雄夢語り」を引っ張りだしました。このCDのアートワークはジョナサン・バーンブルックですが、実に想像を搔きたてられる意味深なジャケで、過去の自分の偶像を否定しているのか?ベルリン3部作の踏襲なのか?実はこれを超えたものなんだよ、と言う挑発的なものなか?それは凡人の私には分かりませんが、このジャケも購買意欲をそそった原因でもあります。(Now Printingと間違えたくせに..)
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裏も同じ。”Heroes"のタイトルは横線で打ち消してあります。因みにこのCDは観音開きのデジパックです。

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↑画像はLPの「Heroes~英雄夢語り」です。
私は多分高校生の頃、やはり「NHKヤングミュージックショー」でライブ盤「ステージ」が出た頃のツアーを見てその格好良さと曲に惹かれて好きになりましたが、「Let's Dance」以降はあまり聞かなくなりましたね。このアルバムは3部作の中でもやはり一番好き(ファンからも高い支持を得ている)ですね。A面とB面の対比が面白いし、ノイやクラフトワークの影響をもろに受けているのに英国風のニューウェイブに仕上げるテクニックはボウイ独特なもので、これがD・ボウイだという音楽を構築してますね。結構繊細なメロディーを書くので流石英国人です。「美女と野獣」「ブラックアウト」や「V-2シュナイダー」に加えB面の疑惑~からのインストが暗く重い中にもボウイのサックスが眠気を誘います(笑)「ヒーローズ」は今聞いても名曲で私にとってもボウイど真ん中の曲です。ジャケ写はボウイに取りつかれたフォトグラファー鋤田 正義氏のもので、今回の新譜も当然それが使われていますね。ジャケにはSukitaと書かれてます。
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全体的には長尺の曲はなく、淡々と進行して行きます。挨拶代わりと言った1曲目「The Next Day」から結構ロックしてて、良い意味で裏切られます。トニー・レヴィンを含め色んなミュージシャンが集っていますが、何か誰が何処って感じは一切なくデビッド・ボウイの曲がずーっと続く感じがするのは、よほどアレンジ力の素晴らしさ、ボウイの曲の良さではないでしょうか。
シングルは今の所「The Stars」(これも意味深なタイトルですが、メロディーやリズムアレンジが往年のボウイ)と先行配信の「Where Are We Now?」。この曲が深みのある曲で素晴らしい!!ベルリン時代の自分を思い浮かべた哀愁がメロディーに乗って体に染みていく曲。これはトニー・アウスラーが監督したビデオと一緒に見るとより素晴らしい。久々だなぁこんな曲。途中「Valentine's Day」の様なポップな曲もありますが、13曲目までThe David Bowieがずっと続きますが、最後に「Heat」という難しい曲が終演を知らせてくれます。重苦しく、ボウイの歌声も太く、D・トーンのギターがそれに乗りかかる、ここでアクセントを付ける、ボウイ&ビスコンティーの凄技ですぇ、良い仕事してます。あれ?終わったと聞きとおせる、久々に堂々推薦アルバムです。30曲作ったうちの14曲ピックアップで漏れた曲がボートラなので、実は入っていてもおかしくない曲が選ばれているので、たかがボートラされどボートラなので絶対日本盤をチョイスしましょう。(これには海外のボウイファンからねたみの声があるらしいが、東北の震災の事や大島渚監督が逝ってしまった事などに関係する日本へのプレゼントらしい)


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オリジナルのライナーが冊子でなくポスター調で入っています。裏面は歌詞、この面下にはミュージシャン名など書かれてますが、あまりに細かくて目が攣ります(〇 〇)
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最後に「英雄夢語り」の邦盤レーベルを。とりあえず帯電バリバリだったのでLPレイザーで静電気除去しました(^^;;
久々に「ロウ」や「ステージ」聞きたくなりましたね~次は私がボウイに嵌ったきっかけのアルバム「ステージ」にしようかな。
 ↓注意!!音出ます!! 


category: David Bowie

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