Kotaro diary 「コタローの日常」~気まま猫のレコード話~

70年代王道ROCKのオリジナル盤の魅力にハマり、初心者マークですが収集中です。

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ロンドン・タウン / ウィングス ~ロンドンの汚れた地面に銀色の雨が降り注ぐ~  

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1978年発売「ロンドン・タウン」。1977年にレコーディングを開始するも、スタジオ生活にうんざりしてヴァージン諸島にヨットを借りて船上レコーディングを開始するも帰国後「マル・オブ・キンタイア~夢の旅人」のレコーディング時にはジミー・マッカロクは脱退し、その後ジョー・イングリッシュも脱退。ウィングスは再び3人でのレコーディングに入るが、リンダは9月に長男ジェイムズを出産しているので一部録音には参加していない。私はこのアルバムがリアルタイムで(中学2年)初恋真っ最中の中「幸せの予感~With A Little Luck」のエレピの響きにキュンキュンしていた頃(バカ)なので想いで深いアルバムだ。当時誰でも知っていたミュージカル・ムービー「サタデイ・ナイト・フィーバー」によりずっと1位を記録していた英国ランキングも途絶えたが、先行シングルは「夢の旅人」は「She Loves You」の売りげ記録を抜く驚異的ななヒットを達成している。メンバーが抜けた為、途中で何曲かはデニー寄りの作品が入っているが、ヒット間違いなしのポールの作品に絡んでスムーズな小作品の流れがバランス良くて、メンバーの縮小、船を含む5回に渡りスタジオが変わると言う通常なら一過性のないアルバムになりがちだが、不思議に今までのアルバムの中でも凄くスタイリッシュに出来上がっていると思う。ポール・マッカートニー自身の製作意欲が年齢的にも充実していたのではないかと思う。
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ある文献を読むと、もともと「Water Wings」とタイトルが付けられていたらしが、多分メンバーの脱退で楽曲であった「London Town」に変更されたのではないかと推測する。このジャケットはこの3人のアイデアで、タイトルに合わせたジャケットデザインになっている。良いか悪いかは別として、ロンドン・ブリッジのバックがやはりベストだったのだろうね。 内容も英国の叙情詩たっぷりの曲が多いからね、皮肉りもあるけど。
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インサートには歌詞と、何処で録音されたかの記述が記載されている。タイトル横に船マークが付いているのがヴァージン諸島でのレコーディング。タイトル曲の「ロンドン・タウン」はポールの英国に対する愛情と皮肉がたっぷりの曲だけど、ポールにしか作られないメロディーが素晴らしい。このアルバムの最初の頃に録音されているのでツアー中に作った曲なのだろうけどそんな状況で良くこんな凄いポップな曲が出来るものだと今でも凄いと思う。PVはポールとデニー・レーンが終盤のスライド・ギターを弾いている映像だが実際はジミー・マッカロックが弾いている。スライドの名手だったからね。A2曲目「セーヌのカフェテラス」はバージン諸島の船上レコーディングでの最初に録音された曲で、この雰囲気はウィングスとしての息がまだ残っているし、疾走感がたまらない。A3曲目「I'm Carrying」はポール1人の多重録音で、ゴドレー&クレームが開発した「ギズモ」の独特なチェロの様な音がバックで鳴っているが、曲は今までにも何曲も作ってきたポールのアコウステック楽曲の一つ。A6曲目「Chldren Chirdren」はデニー・レーンの曲で、如何にもデニー・レーンの曲とすぐ分かるように牧歌的で、民俗音楽に影響を受けていたデニーらしいケルトな雰囲気を醸し出していてメロディーも優しく覚え易い。A7曲目「ガールフレンド」これも本で読んだけど、元々マイケル・ジャクソンに送った曲で、実際マイケルも収録しているし、そもそもポールもファルセットでそれ風に歌っているんだから辻褄も合うよね。マイケルはポールに曲の作り方の指南を受けたとされているが、当時からマイケルとの関係は深かったようだ。A8曲目「別れの時~I've Had Enough」はセカンドシングルで、軽快なR&Rな曲でバージン諸島での録音。あまりヒットしなかったようだがやはりポールはシャウトする曲が似合うし、単調と言えば単調でヒットしなかったのはそんな理由だろうがポップに纏まった好きな曲。
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先にも書きましたがB1曲目「With A Little Luck~幸せの予感」は中学生の幼い心を揺さぶった曲で、意外にもまだウィングスとしての5人メンバーでの録音で(雰囲気はポールとデニーだけで作ったように聞こえるが..)バージン諸島でのレコーディング。英国よりも米国で1位を獲得した。ほぼキーボードでの曲だけどポールのボーカルが素晴らしいし、「ちょっとした運があれば成し遂げられる」と言った歌詞が心を癒してくれる、私には想いで深い曲。B2曲目「伝説のグルーピー」3曲目「子供に光を」もバンド・オンザ・ランやビーナス&マース頃の楽曲という感じだが実際「子供に光を」はビーナス時代に書かれている。でも録音時代はメンバー2人が抜けた後の録音。ボーカルはデニー。ラストの「モース・ムースとグレイ・グース」もバージン諸島船上レコーディングで、エンディングを飾るには相応しい6分半の大曲で、このアルバムでも「ロンドン・タウン」なんかがそうだがポールとデニーの共作はお互いが持ち寄った曲をセッションで繋げ合わせていくという作風が多く、この曲もハードな部分を多く締めているが、多分デニーの作風であるケルト調のパートが中間を締めていて、そこからフォーク調の雰囲気を保ちながらハードなエンディングを迎えると言ったなかなかインパクトのある曲でこのアルバムでも一番格好良い曲だ。
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結構な大きさのポスターが付いている。真ん中の丸抜き部分が例のバージン諸島に浮かんだ豪華ヨット「Fair Carol」。雨が多いロンドンに嫌気をさして船上で録音したのだが、そのおかげでロンドンタウンって名曲も生まれているのだから..
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表面?抜けた2人のメンバーは裏面にも殆ど写っていない(後ろ姿位?)この面も3人のみ。そりゃそうだろうけどね。
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YEX 975-1 976-1 A面にMasterd by Nick Wの刻印あり。英国ファーストプレス。昔出た国内盤のCDと聞き比べてもこの盤は音圧が凄い。バンド・オン・ザ・ランなども顕著に表れていたがベースの低音が半端なくブンブン鳴っているし、ポールのボーカルも前面に出てて立体感がある。プロデュースはポールでエンジニアは旧友ジェフ・エメリックである。
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Side-2はカラーのロンドンブリッジのレーベル。A,B面マト1はそれほど出てこないので出たらすぐゲット!

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Wings / At the Speed Of Sound   


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またもう一度ポール・マッカートニーに戻しまして、1976年発表の「アット・ザ・スピード・オブ・サウンド」です。この後のアルバムが3枚組の集大成となった「オーバー・アメリカ」なので、そうまさに大アメリカツアー中に作製されたアルバムで、「ヴィーナス&マース」よりバンド・ネームがウィングスのみに戻された事からより一層ウィングス色を出すためにメンバー全員にボーカルを取らせると言う??なアルバムに仕上がっています。ポール位このバンドを象徴するキャラクターがあるのに、まるで部活動のノリの如く一つになろうぜ!な発想がどうもこのアルバムを希薄なものにしている様な気がします。ウィングスのアルバムの中でもん~一番聞いていない気がする。大ヒットの2曲以外にも「The Note You Never Wrote」や「Time To Hide」「Beware My Love」などなど良い曲あるのに、両面トップにある2曲はベスト盤でやり過ごし、オーバーアメリカでも4曲を取り上げている事から、どちらかというとそちらの方で聞いていてこのアルバム自体あまりターンテーブルに乗る事もなかったですね(当時日本盤でボロボロですが..)ただアルバム自体はアメリカツアー中に発売された事もあって米国ではバカ売れしたようですが..ウィングスとしては抜群の体制であるこのアルバムのメンバーが全曲全員で仕上げたスタジオ作品はこれ一枚のみとなってしまいました。ライブアルバムと言うのはそのバンドの分岐点になる事が多い事からその一つ前のアルバムなので下降点に向かっている事には違いないので、そういう見えない幕が掛かっているアルバムなのでしょう。ウィングスと言えばアルバム・ジャケットの装丁が豪華ですが、ヒプノシスのジャケットもイマイチさえなく質素で、正直好きではない。まぁこの時期だからこそそんなに豪華にしなくても良いのかもしれないけど..
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この裏面ジャケはリンダも写っているのでリンダ・マッカートニーによるものではないです。おどけた感じが如何にもポールが好みそうなデザインですがちょっと気持ち悪くなるのでやはり好きではないです。
大ヒットシングル「心のラブソング」が収録されておりますが、ポールのラブソングを批判された評論家に皮肉って作ったもので、本当のタイトルはばかげたという意味のSillyが使われているので心というのはまるで曲とは掛け離れているが、日本で売るための得策なのか、どうせ殆どのリスナーは内容は理解せずに聞くだろうと言う事だろうか..とにかく曲の骨組みとなるベースラインで、まるでベースが曲を成形してるポップソングを掛けるのはポールの技で、これ弾きながら格好良く歌える所がやはりポール・マッカートニーなんだろうね。昔コピーして歌った事もあるけど、あのポップなベースは弾けませんね。デニーがボーカルを取っている2曲もなかなかの曲で、やはりポールの右腕と言われるデニー・レーンなかなかのパフォーマンスです。 が、リンダの「Cook Of The House」、ドラムスジョーのボーカル「Must Do Something About It」もライトでポップスの真髄の様な曲で良いのだけど要るかなぁ~という感想です(笑)やはりポールのシャウトするRockが聞きたい、とおもうものでしょ。因みに「Time To Hide」はデニー・レーンの曲、「Wino Junko」はジミー・マッカロクともう一人の共作。

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四隅カットアウトのインサートが付きます。絵の作者はHumphney Oceanというアーティストで、10CCなどのアートワークなんかも手掛けたこともあるアーティスト。

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この写真の撮影者は書かれていないが、向かって右端にリンダのサイン「Linda McCatney '76」と書かれてある事からリンダが撮ったものと推測されるが、彼女自身のフォトもある?
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YEX 953-5U  954-5U このマトが初盤と思われます。さらにジャケットは背に絞りの入ったものですが市場価格はそんなに高くありません。買える時は日本盤CD一枚分位で買えます。レーベルフォトはリンダによるものですが、正直絵だと思ってました。邦盤のグレイティスト・ヒッツを聞くと心のラブソングのベースがしょぼい。このアルバムのベースサウンドはかなり全面に出ているので聞いていて凄く迫力ある音に聞こえる。

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レッド・ローズ・スピードウエイ / Paul McCartney & Wings まだまだ続くポール来日記念  


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Wingsとしての2作目、1973年発売の「Red Rose Speedway」です。前作のセールス不振、不評のあおりを受けて今回より冠にポール・マッカートニーを付けてより分かり易いバンドネームにする事を会社より強要されております。今作は「My Love」という強力なヒットシングルが入っておりますのでセールス的には成功、ポールもビートルズ解散後からの方向性を探る中、ウィングスをより確実なものにする為リードギターにジョー・コッカーやジョージ・ハリソン等のセッションで活躍していたヘンリー・マッカロクを加入させ、デニー・レーンはリード&サイドギター、ポールがピアノの時はベースと、全盛期に近いライブ演奏にも適した配置でよりバンドとして纏まろうとしているのが分かりますね。ただリンダのウィングスにおける存在理由が分からん!等とかなり不満も口にしていたヘンリー・マッカロクはバンド・オン・ザ・ラン前にドラマーのヘンリーと共に脱退する。ファンキーな風貌や、スワンプ寄りのプレイはどう見てもウィングスをずっとやって行くにはやはり不向きだったのだろうね、でも「Hi Hi Hi」などの純粋なロックンロールにはこういうファンキーなノリがピッタリだが。30曲以上録音された様ですが、「ラム」レコーディング時のお蔵入りだった曲も2曲入っていて、リードGが他メンバーによるものが収録されるなどレコード会社からの売れるアルバム作りのプレッシャーも相当あったと思われる。しかしポールにしか書けない様なメロディーライン目白押しで素晴らしいアルバムであります。
これを聞くと思うのですが..このメンバーで「バンド・オン・ザ・ラン」を聞いてみたい。ヘンリー・マッカロクは2012年に危篤状態に陥ったという情報が流れていたけどあれからどうなったのだろう??
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アルバムの顔であるオープニングの「Big Barn Bed」はRam Onのリプライズの終わりくらいにほんの数秒演奏されているパートの練り直しなのだが、まぁ何となくそれらしいがやはりヘンリー・マッカロクのスワンぴーな泥臭いフレーズから始まる、それとは随分違うポールならでわのメロディーでノリノリな曲。ここですでに心は掴まってしまいます。畳み掛ける様に「My Love」。メロディーといい構成といい全く隙のない曲で完璧なラブソングです。ヘンリー・マッカロクのおき土産となったギターソロも完璧すぎて素晴らしい。後のリードのジミー・マッカロック(名前似すぎでややこしい)も完コピでライブ演奏してますよね。昔ちょっと聴きすぎて飽きましたが...「Get On The Right Thing」はラムのセッションアウトテイクをそのまま収録した曲。ゴスペル調のノリのある曲でアルバムの路線とはやはり少し外れていると思う曲。1曲ライトな曲を挟み「Little Lamb Dragonfly」。これもアルバムの流れでは浮いている曲だが、その優しさあふれるメロディー・ラインはポール独自のものでこれはこれですんごい良い曲。終わりのら~~ららら~らなんてメロディー覚えるなって言っても無理な話。ポールの得意技ですな。B面でも「When The Night」のバーラード曲や、後半を締める4曲メドレーも後にウィングスの定番となる「あの娘におせっかい」的なポップ系サウンドが聞けるが、これが繋がると不思議な感動を呼ぶ所が計算高いライティングセンスとアレンジ力なんだろうね~
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英盤の裏ジャケ左上には点字で「We Love You」と打たれている。これは敬愛するスティービー・ワンダーに送ったもので、米盤はジャケ下の方に打たれている。後発のプレス盤には打たれていない。
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ジャケの内側にプログラムと表したブックレットが取り付けてあるが、私の購入したものは格安だった理由にこのブックレットが外れてしまっていた。本来はジャケにホッチキスで打ち付けてあります。全12ページ。全て公開↓
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2-3P 

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4-5P
今となっては貴重なライブステージショット。やはりウィングス時代はリッケンバッカーが似合うね
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6-7P
曲目とメンバーフォト。各曲目に参加メンバー&ミュージシャンが記載されている。デビッド・スピノザ等ソロ時代にセッションミュージシャンとしてゲスト出演したメンバーは3人。
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8-9P

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10-11P

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歌詞カード。至れり尽くせりの豪華ブックレット。

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YEX903-3 904-3UKファーストプレス。
アラン・パーソンズを含め複数のエンジニアが参加しているのと関係あるのか分からないが、曲によっては結構音質が違うので結構バラツキがある。しょうがないが特にA面は特にだ。マイ・ラブの録音はあまり好きではないが曲が良すぎて..
オークションや業者の値付けはVG++~EXクラスで5K前後で売られているが、中のブックレットが外れているものが多いので要注意。(記載してない部類には)

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Wings / Wild Life ポールの来日公演行きたいよー(T T)  

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1971年に発売されたWingsのデビューアルバム。ウィングスの歴史の中でもあまり認知されていないアルバムではないだとうか?それほど地味で売り上げも伸びず、次回作よりポール・マッカートニーという名前を頭に付けて売り出す事を余儀なくされていますね。以前に取りあげた初ソロ「マッカートニー」ではビートルズ解散のショックからか内に籠ったアルバムで、次作「Ram」では外部ミュージシャンやオーケストラを導入するなど外側に向かっていました。このウィングスを結成する事もドラマーの必要性を感じ「ラム」で参加のデニー・シーウェルをそのまま加入させ、長い付き合いになるムーディーブルースにいたデニー・レーンを迎え、実質的には活動停止になる1981年までの長いウィングス時代が続く事になります。やはり外向きになってきたという事は、ビートルズからも長い間ライブステージに立っていないという一人のロックミュージシャンのジレンマを表しているようでまさに宿命と言える事実ではないでしょうか。3日で録り終え2週間で完成したこのアルバムは確かにポールらしいシングルヒットを狙える様な曲はなく、如何にも待ち切れなかったんだよ~早く出してぇよ~..(^^;という様なまだじっくり腰を据えて作っていない感があります。でもそこがポールの凄い所。3日間でパパっとこれだけのアルバム作るんだからねぇ。オープニングのあのマンボではない「Mumbo」。これからのウィングスの規模を考えると演奏自体はチープかもしれないけど、ファンキーなポールの歌いっぷりが全開でワクワクしてしまいます。「Bip Bop」はポールの声にエフェクトを掛け茶目っけたっぷりのジョークの様な曲や、カバーなのにポールの曲?と思ってしまうほどポップスの王者に取り込まれてしまう「Love Is Strange」などはあっという間に完成したんじゃないと思う様なライトな曲も多いですが、「Love Is Strange」なんかはビーチで掛けたら最高です。アルバムタイトルの「Wid Life」はブルースで、ポールのシャウトがソロでのそれより生きていますね。アルバムB面はタイトルを取っただけで意味深な曲が多く「Some People Never Know」は如何にもビートルズ解散からウィングス結成までの苦悩を歌っている様な..「Tomorrow」はまさにイエスタデイの続編的だと思わずにいられないタイトルで、イエスタデイが悲しみの過去を振り返る曲なら、この「トゥモロウ」は悲しみを乗り越えよう、明日こそはと前向きな歌詞になっているのでやはり続編だろう。少しだけ愁いを帯びているが明るい曲調で「Tomorrow」を連呼すると何だか泣けてしまう良い曲です。「Dear Friend」はジョン・レノンしかいないでしょう対象人物、的なピアノでの悲しげな旋律が勝手にジョンとの今までのスーパースターにしか分からない友情や確執の舞台を想像してしまう。何でウィングスで演っちゃったんだろうと思うとやはりポールがこれからポール・マッカートニー&ウィングスとしてやっていく決意の表れなのかなぁ~と思ったりもします。次作で「My Love」が大ヒットしたりして、なかなかウィングスとしては取りあげられないアルバムだけど、曲自体は全くポール・マッカートニーの聖域であるものなので流石な一枚のなのです。デニー・レーンが加入して右腕になる事も大きな出来事となりましたね。

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サービス精神の旺盛なポールの中でも一番質素なジャケットでしょうね。この文章は2人のデニーとの経緯や3日で録り終えた事とかがが書かれている。1曲目の「Munbo」のイントロでもトニー!とシャウトしているがムーディー・ブルースのトニー・クラーク(残念ながら2010年死去)と、あのアラン・パーソンズがエンジニアとして参加している。

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絞り入りのジャケに..
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この黄色のインナーが付く。

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YEX871-11 872-1  An Apple Record  An EMI  Recording表記あり。このマトしか見た事無いのでファーストプレスではないだろうか?お互いの写真を撮り合っている。今となっては東芝音工から出た丸帯の日本盤の方が珍しく高値ではないだろうか?

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MuCartney ~ポール・マッカートニー11年ぶりの来日決定!!  

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ポールの11年ぶりの来日が決まりましたね。福岡も入ってますね。いいなぁ。でもめっちゃ高い。これが最後なんだろうね~現実。かなりのプレミアが付きそうですね。公式HPはこちら
まぁ行けない人はこれでも聞いて慰めあいましょう。

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ポール初のソロアルバム「McCartney」でございます。邦題はPaulまで付いてましたね。ジョンの事実上の脱退→ビートルズ解散で失意のどん底だったポールが何とか自宅でレコーディングしたアルバムですが、ビートルズ解散の1週間後に出るという、まさにジョンとの対抗、確執を表したアルバムですね。この頃のジョンのアルバムと比較される事も多かったし、比較すると面白いですよね。本当に自分達だけで作ったアルバムで、ジャケフォトはリンダ、楽器もポール1人で演奏されており、リンダはコーラスで参加してます。クリーン・アクロアのあの呼吸の音はリンダなんだそうです、ビックリ。お皿から散らばったサクランボの赤と黒の対比がとても綺麗な芸術的なアルバム・ジャケットだと思います。

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両面(表裏)コーティングのジャケで裏面は愛娘メアリーを抱いた写真ですが、解散騒ぎ疲れか何となく精彩を欠いた雰囲気ですよね。ビートルズ時代にも作られた曲もあるもののとにかくシンプルな編曲と言うか演奏と言うか..まぁアビーロード後なので原点に戻った感は否めませんね。ちょっとバラついた感じのあるアルバムですが、名曲「Junk」を含め流石やなぁというメロディーが満載ですね。サウンドもマッカートニーⅡは80年代初頭の録音だけにそれと比べると実に素朴で、宅録のルーツ的なものは感じますが、サウンドの良し悪しはこのアルバムには関係ありませんね~ カンボジア救済でのライブや2002年のツアーでも演奏された「Every Night」は、アコギとベースドラムのシンプルな演奏なのでライブバージョンよりは素朴な感じがしますが、当時のポールの苦悩を描いた曲なのでそのシンプルさとのギャップが面白いですよね。「Junk」に関してはこういうメロディーが生まれる事が奇跡ですよね。染みる。「Maybe I'm Amazed」は邦題が「恋するもどかしさ」だったが後に「ハートのささやき」に改名されているが、別に邦題は要らないと思うけど。これは「オーバーアメリカ」にライブテイクがあって、ウィングスとしての「Maybe I'm Amazed」のテイクの方が馴染みがあるが、ウィングスのテイクとこれは別物。確かにウィングス版は楽曲に磨きが掛かって申し分ないテイクだが、本家の録音はとても味がある。「Singalong Junk」などインストが多く含まれているが、そこもポールの曲作りの過程が垣間見られるれるポールヒストリーにおいて重要な一枚ではないでしょうか

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リンダの担当なのかポールのアルバムにはこういうファミリー・ショットが多い。ほのぼの。。

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EMIカンパニースリーブ付き。

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YEX775 A-2U B-3U
両面2Uを見た事があるのでそれよりはマトは進んでいるが、1Uがるのかどうかは分かりません。
スタジオで録音したテイクもあるが、宅録独特のエコー感がより一層素朴さを増している気がします。ポール独演の場合ドラムの音がしょぼいがそれが味と言えばそれまででしょう。CDでもデラックス盤出てますが、アナログでも2枚組のデラックス版なんかもありますのでそちらも良さそうですね。





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