Kotaro diary 「コタローの日常」~気まま猫のレコード話~

70年代王道ROCKのオリジナル盤の魅力にハマり、初心者マークですが収集中です。

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RED / King Crimson   

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1974「RED」 / King Crimson
クリムゾン来日記念で今度はREDです。ジェネシスじゃないけどそして3人が残ったのか追い出したのか、抜けていったのか。ただこのアルバムではデビッド・クロス、メル・コリンズ、イアン・マクドナルド、そして「Islands」で参加したオーボエのロビン・ミラーやコルネットのマーク・チャリングまでゲスト参加している。初期メンバーであるイアン・マクドナルドを入れカルテットでと言う話もあったが突如解散宣言してしまう。この黒いジャケもレコード・ジャケでメンバーの写真を初めて使ったのも後から思えば解散する気だったのか?と憶測を呼んだ。2014年のオルフェユムのライブでもRED、再び赤い悪夢、スターレスなどセットリストに上がっている事を見ればフィリップにとっても最終で集大成なアルバムだろう。
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レベルオーバーしている所だけ赤が使われているのがインパクトで、バンドとしてのオーバーヒートを表しているのか。1曲目のタイトル曲「RED」はフィリップの得意技ディストーションを効かしたロングトーンのフレーズにリフ...技術的には全く複雑ではないこの旋律が21世紀の精神異常者に匹敵するくらいのクリムゾン感でして、フィリップ翁の生まれ育ち、生活、思想、感性からしか生まれないフレーズが魔力だ。ただ2曲目「Fallen Angel」ではやっぱりウエットンだなぁと思わせる、こんなにメランコリックにこのアルバムで歌い上げられる人はこの人しかいないあでしょう、3曲目「再び赤い悪夢」ではビル・ブラッフォードのパーカッションはイエス時代のそれとは全く異なるテンションであり、同時にウエットンのボーカルがロックしている。フィリップが完全に信頼を寄せる3人ががっちりとプレイすると隙間がない。各所に配置されているクロスのヴァイオリン、マクドナルドのアルトSax、メル・コリンズのソプラノSax、ロビン・ミラーのオーボエ、マーク・チャリングのコルネットがプログレの最終系を表現している。B面も凄いの一言。D・クロスのヴァイオリンから始まる「Providence」はレッドメーターに差し掛かるのを押さえながらのインタープレイが余計に生唾ごっくん、手に汗である。ここでのビル・ブラも凄いな~ファズの効いたベースをかき鳴らすウエットンベース力も凄い。この手の曲は正直よく分からないが凄い。最終「Starless」静寂から怒りに変わるような激しく燃え盛って散りゆく、何か切ないような怒りに満ちているような、如何にもフィリップの手法だ。元々Starless and Bible Black(暗黒の世界)にこのままのタイトルで収録される予定が急遽脚下になり、タイトルを半分削ってここに入ったが、それは良かったのか?な。衝撃なデビューを飾った宮殿よりは華やかさは無いものの、聞けば何度聞いても必ず衝撃を受ける名盤。

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向かって左は初期の邦盤左はUKオリジナル盤。実は英国初期盤は真っ黒でなく艶消しの黒でつるつるにコーティングされた紙質のジャケである。UK盤はPrinted in England by Robor Limited

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ブルーのislandレコードCSが付属。

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ILPS9308 A-3U


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ILPS9308 B-6U 


UKアイランドオリジナル。このマトが初期のようだ。これ以上の若いマトの出品を見たことがないので。
邦盤は音の境界線がぼやけているので音の広がりに欠けている。特にパーカッションの奥行きが感じられない。ただやたらと音がデカい。同じポジションでもUK盤よりもパワフルだがうるさく感じる。UK盤は落ち着いているしメロトロン、サックス、オーボエなどが交わっても立体感があり心地よいし、ビルブラのパーカッションの細かい所もはっきり聞こえる。スターレスは邦盤と比べてもずば抜けて綺麗な音がしている。


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クリムゾン / Islands ~英国盤&米国盤  

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1971年 「Islands」 
Lizardからシンフィールドとメル・コリンズが残り、ボーカリスト・オーディションとしてボズ・バレルを加え、さらにボーカルオーディションとして来たイアン・ウォーレスをドラムに。さらにさらに楽器を弾いた事がなかったボズにベースを手ほどき(手ほどきして弾けてしまう所が凄い)しそのラインナップで活動を再開しこのアルバムを10月に完成させすぐにツアーに出ている。よくソフト・クリムゾンと言われるが、シンフィールドの歌詞をボズ・バレルが実にソフトに歌い上げている印象が強くそう感じる所もある。ゲストにはキース・ティペットのピアノを始め、そのバンドのマーク・チャリグのコルネット、ロビン・ミラーのオーボエ、ポーリナ・ルーカスのソプラノSax、ハリー・ミラーのストリング・ベース...このゲストが奏でる室内楽の味付けとクリムゾンの合体が実にアヴァンギャルドだ。その楽曲が1曲目の「Formentera Lady」で、ボズのベースとボーカルが淡々と進む中でフリーな形態で演奏されていく、メドレーで「Sailor's Tale」に移行する所からもジャジーな部分が押し出されている。狂気的な部分は排除されアヴァンな部分をフィーチャーした独特なスタイルのA面。B面は「Ladies Of The Road」のジョン・レノンがやってるだろ?的なメロディー、曲調、しかもテープ逆回転など、ビートルズ風とも謳われた由縁がこの曲に含まれている。でもこの曲は好きで当時はよく聞いていた。この曲はボーカル指南で来たイアン・ウォーレスがリードVoを取っている。次の「Prelude :Song of The Gulls」はそのまま室内楽で心地よく、ラストの「Islands」はボズが実に清楚に歌い上げている。この面が静のクリムゾンと位置付けた決定的なパートだ。この面だけを聞いていると非常に馴染み深く、最初はクリムゾンの中でも肌に合う一枚だったが、聞けば聞くほど他のアルバムと相互性が無く浮いたアルバムにも感じる。



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英国オリジナル盤は表ジャケはフリップバック(両端が表折り返し)仕様になっている所がポイント。クリムゾンの中でも英盤と米盤のジャケットが違うのはこのアルバムだけで、米盤はこのデザインは採用されていない。その理由は...


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フリップバックの表ジャケの中に挿入されているこのインナーこそが本来のジャケットの扱いらしい。丁度折り目部分にレコードナンバー、タイトルがプリントされているのがその証拠だ。なのでフリップバックの表ジャケは通常のレコードジャケサイズより5,6mm縦幅が大きく作られている。Printed Made by E.J.Day Group。



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レコード挿入口。紙質は決して厚紙じゃないのでとにかく綺麗なものが少ないし、Mintな状態だと相当な額で流通している(涙)私のものはかろうじてくっ付いてはいるが、破れあり落書きありとVGクラス。海外セラーから購入したがそれでも涙モノのプライスだった。



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画像は米国盤
そんな煩わしい事があまり好きでないのか米国盤は英国盤インナージャケのデザインをそのまま採用。ピート・シンフィールドのペインティングのデザイン。しかしこれでは地味だ。結構な厚紙で作られていて、スパインもワイドである。


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米国盤内側ジャケ。
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米国盤特有のカンパニー・スリーブ付き。

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ILPS 9175 A-1U 
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ILPS 9175 B-1U



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SD7212 ST-A-712381

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SD7212 ST-A-712382

英国盤はピンクリム、Palm treeレーベル。米国盤はBroadway表記が初期盤。
米国盤は完全に初期のものかは分からないが、どうもごちゃ混ぜ感(表現雑!)が酷い。フォーメンテラ・レディ聞いててもちょっとストレス。英国盤はボズのベースが効いてて耳障りかと思いきや意外にメル・コリンズやフィリップとの相性良し。キリっとしているんだよね。所有の米盤が悪いだけかも知れないが...
面白いのはFormentera Ladyのランニング・タイム表記が英国、米国では違っている。英国はFormentera Lady 9:55 Sailor's Tale7:20
に対し、米はFormentera Lady5:45Sailor's Tale9:30と全く違う。トータルしても実際計ってみたら両国共1分程度短い。ただどちらかと言えば正しいのは英国盤だろう。米国のFormentera Lady5:45と言うのはボズのボーカルが終わるところまでで、それ以降もベースが同じように続いているし、英国盤は完全にパートが切れるまでの時間を計測しての9:55となっている。それでも短いのだが...メドレー形式なのでどの辺で次の曲かと言うのは感覚の違いだろう。フィリップ翁に聞けば分かるが答えてくれるのだろうか(笑)
それとアナログLPには隠しトラックとしてリハーサルの音が「Isands」の後に収録されている。私が昔持っていたCD(プラケ)には削除されていたが、最近のCD類には再び収録されているらしい(雑誌調べ)



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King Crimson / Larks' Tongues In Aspic(太陽と戦標) 2015クリムゾン来日!!~  

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1973年King Crimson / Larks'Tongues in Aspic(太陽と戦標)
メンバーを一新させ、P・シンフィールドまでも決別した新生クリムゾン。イエスの緻密な音作りに嫌気をさしていたビル・ブラッフォードを、インプロ的な音を作ろうと誘い、パーカッシブな音も追及したいためジェイミー・ミューアを加え、ジョン・ウエットン、オーディションでD・クロスのメンバー。ジャケから見ても白魔術に傾向していたらしく、その音自体がシンフィールドとは違う神秘さを持ちながらも、狂気的で過激な演奏が耳をつんざく。聞きだすと身動きできずじっと制した状態で聞き通してしまう。頭とお尻にタイトル曲のパート1,2を配置していて恐怖を植え付けながらも、ウェットンの歌い上げでこその「Book Of Saturday」、歌詞が実は面白い「Easy Money」のクリムゾンでのポップさ、「Exile」でのクロスの放浪者を彷彿させるバイオリンの音色に中毒にさせられている。イーノからの影響もあるのか「The Talking Drum」の様な凡人には意味不明な実験的な曲が増えて来る。その後のパートⅡなので緊張感が半端ない。最後も音の終わりがなかなか途切れず聞き終わった後に非常に疲労感が残る(笑) 何十年も聞いているけど未だ衝撃的な印象を受ける作品。

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12月(2015年)にElements of King Crimson Tour 2015として12年半ぶりの来日が決定している。
この布陣で見てみたものだが何人かは引退しているので無理だが、セットリストにはやはり取り上げられている。
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私の所有盤もそうだがノンコーティングで白貴重なジャケなので綺麗なものは数少ないし、デッドストックなら天井知らずのプライスになる。このインナーも綺麗なものは少なく付いていないものも多い。薄い紙質で歌詞入りの3曲の歌詞カード付。

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米盤、邦盤は枠がエンジ色の縁取りでなく白。

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ILPS 9230 A-2U

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UKオリジナル、Palm treeレーベル、ピンクリム
このアルバムはこの両面2Uの盤に限る!このカッティングが驚異なのか?曲が曲だとも言えるが、音圧が凄い。クリムゾンのUK盤はどれもアナログから受ける印象が違う。結構リマスタリングCDで良い音を聞いてきているがやはりオリジナル音とはこういうものなんだと違いを思い知る様な体験だ。相場が非常に上がってきているので今のうちかもしれない、購入するなら..



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キング・クリムゾン / USA   

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1975年リリースKing Crimson / USA
リリース上は「RED」よりも後だが、ライブレコーディングされたのがREDを録音する前で、デヴィッド・クロスがメンバーに属している4人編成の時期だ。もう書かなくてもこれ聞く人だったら大体承知の上のエディ・ジョブソンが数曲ピアノとヴァイオリンをオーバーダブさせているのが特徴だ。l後々数多く出されたライブCDのボックス等でオリジナルの演奏が聞けたりするので、何故D・クロスから変えたのだろうとかもう野暮な話になるのでいいでしょう。ザ・ヘヴンリー・ミュージック・コーポレーションを掻き消す雷轟の様な「太陽と戦標P2」のイントロで聞くほうのもかなりの緊張感を与えるライブ・アルバムなんてこのアルバム位じゃないだろうか?エディ・ジョブソンのダビングされたヴァイオリンはその場に居たかの如く完璧にその緊張感を増幅させる効果を与えているし、攻撃的で鬼気迫るものがある。D・クロスが悪いわけではないと思う、「Exiles」でのLRチャンネルでのクロスのヴァイオリンとフィリップの特異なディストーション効果を最大限に生かしたソロの応酬、ダブルメロトロンの響がこのアルバムでも重要な役割を果たせているし、全くの即興だと言う驚異的な「Asbury Park」でのインプロも良かった。ジョン・ウエットンのボーカルは一番叙情的な雰囲気を醸し出していた頃だが、やはりベースのテクニックがもの凄いのだとこのアルバムで再確認出来るほどの凄だ。

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「Easy Money」は容量なのでしょうがない、容量を考えて他の曲を無理やり当て込んでも全て悪い結果になる気がする。まぁ後に数多くのアーカイブスが出る事など分かっていないのだが..「21世紀の精神異常者」もエディのオーバーダブによる演奏で収録されている。オリジナルと比べてもパワフルでスケール感が違うので別物に聞こえたりするが、このアルバムにフルに収録された事は集大成感が半端なく、その分終焉を想像させる何かもの悲しげな感じが後付けだけどするなぁ。レコードでは観衆の声が無限に繰り返される様になっている。このUK初盤のジャケはラミネート加工されていて運よく皺もなく美品をゲットできたが、海外セラーで注文して約40日掛けて到着したので少しビビった。Printed in England by Robor Limited


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アイランド・レコードのブルー・インナーが付く。

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後に紙ジャケボートラ入りのCDを購入するが、それまではこの米盤をずっと聞いてきた。(それなりにくたくたになっている)
この盤はそんなに初期ではないと思うがラミネート加工はされていない事以外は殆ど同じ。


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ロックフェラー表記のレイト盤?

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ILPS 9316 A-1


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この英盤の音質は凄い。フィリップのギターのエッジの立ち方は半端ないし、ベースのブり感も凄いのでピンと張り詰めた感じでパワーを凄く感じる。これだけの音が混じり合っているのに楽器が独立して聞こえる。リマスターCDの音質を遥かに上を行くライブ感が溜まらない。段々こアルバムも相場が上がって、国内のセラーでは良品は10Kは軽く超えるようになってきた。

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ポセイドンのめざめ / キング・クリムゾン  

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1970年クリムゾンのセカンド「In Th Wake Of  Poseidon」ポセイドンのめざめ。
あれだけのアルバムを世に送り出しておきながらもメンバーは流動的で自分の居場所を探し出す。ド天才1人他天才。やはりフィリップ翁のプロジェクトであることがこのセカンドでありありとなっている。いくらお客からの問い合わせ殺到でも従業員が居なくては運営ならず、結局出戻りでセッション参加したり、急造ボーカルでしのいだり、コンセプト打ち出しているのに天才ジャズピアニストとのコラボがぽつんと入っていたり(オマケにシングルカット)困難極まりない状況で製作されている。にも拘わらず曲は良いんだよね~ この人(フィリップ)には確固たる自信があるだろうね。Peaceを絡めたコンセプト調な曲がポイントに置かれているが、どうもA面を聞いていると宮殿の構成と重なるところ多し。「Picture Of A City」はスキゾイドマン、位置付けが風に語りての「Cadence And Cascade」は小節の効いたグレッグ・レイクが歌うよりもゴードン・ハスケルが秀逸で意外や素晴らしい。戦争の地に咲く一輪の花。タイトル曲「In The Wake Of Poseidon」はまるでエピタフ。メロトロンの響きから聞くとこちらの方が壮大かもしれない。多分作られた時期的に伝説のファースト製作時期に重なるところが多いのだろうけど、徐々に変革の度合いを大きくしていくクリムゾンにとっては貴重な時期かもしれない。メロトロンを聞け的なB面からするとやはり「Cat Food」は異質だ。キース・ティペットによる自由過ぎるインプロは目が覚めるような痛烈な破壊力があって素晴らしいし、その反面リズムとメロディーが実にポップに練られているし、クリムゾンを通しても特有な1曲では。


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このジャケのデザインコンセプトにもP・シンフィールドが携わっていて、このアルバムの一応なコンセプトはギリシャ神話から来るものなのでこうなっているが、曲にワードで色彩を出せる才能は素晴らしいね。


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ずっとセカンドプレス以降のPalm treeレーベルのもの(向かって右)を聞いていて、つい先日海外セラーからファーストプレス盤を購入した。それが向かって左。いままで初期盤として当たり前に聞いて、ジャケを見てきたが、驚くほど両者違っているのでご紹介。


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画像上がファーストプレス盤ジャケ内側で、表はキャンバス地エンボス加工だが内側の歌詞、クレジット部分には加工されていない。これが当たり前であったのだ。セカンド以降のものは内側も加工されていて歌詞の文字が分けわからん事に..読めない。因みにファーストはE.J.Dayで、セカンドはRoborのクレジット。
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向かって左がファーストプレス盤ジャケで、油絵キャンバスそのもののエンボス加工がされていて、セカンド以降のものは点字の様な粒粒なエンボス加工。これが決定的にジャケの絵画の質感を変えている。シンフィールド他がコンセプトしたスリーブ・デザインは明らかにファーストの方であり、生で手に取ってみると全く迫力が違う。


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裏側(ファースト)。強烈なインパクトだったファーストの水彩絵から、ねっとり質感のある油絵調に。


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ILPS 9127 A-4U

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ILPS 912B-3U
今まで何年もこのピンクリム、Palm treeレーベルで少しマトの進んだ盤で聞いていたがPicture Of A Cityなんてかなり野太い音がするので全然問題なく聞いていた...が
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ILPS 9127 A//1

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この盤に針を落としてPeace- A Beginningからの静寂さと音の粒の細かさ。セカンドプレスではただ野太いだけだったPicture Of A Cityの楽器一つひとつの立体感。あれだけ色んな音が混じり合っているのにもかかわらず全て音がクリアに聞こえるし、メロトロンの音も歪みなくクリア。もうセカンドには針を落とせなくなった。あまりの違いにあぁ早く買っておけば良かったと後悔。だってクリムゾンの相場ぐんぐん上がっていて、海外セラーでもヤフオクの方が安かったりするもの..

category: King Crimson

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